ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

運用の本質4「多数は常に間違える」

今回は大きな3角保ち合いを上抜けましたが、私は抜けないと思っていました。しかし残念ながらこれは多数意見側でした。

物事で上手下手が現れる事象は常に必ず、「上手が少数」「下手が多数」となります。ゴルフもそう、将棋もそう、麻雀もそう、仕事もそうです。仕事ができる人はほんのわずか、あとは仕事ができない人と、自分では仕事ができると勘違いしているできない人です。

本来は民主主義というか、多数決は「正しい決定」をするためではなく、「多数側に都合が良い」結論を導き出します。よって多数決というか、大衆が熱狂する決定は歴史的には間違いであった、ということは後から証明されることです。第二次世界大戦の参戦も軍部の暴走なのではなく、一般大衆が望んだ出来事であろうかと思います。

政治は多数決でもかまいませんが、相場では勝たないと運用資金が減ってどこかで退場となります。少数側に残る、寂しい相場を張って孤独に耐える、ということが肝要かと思います。私は専業トレーダーではないので、システム任せですが感覚で張るトレーダーの方は、腹落ちさせるべきことかと考えます。