上場企業取締役の日経225先物トレード

40代サラリーマンが日経225先物トレードにつき思うことを書き連ねます

運用の本質5「損切りはほとんど無駄だが徹底すべし」

損切りをしたことがない、という人がいます。現物株式をずっと持ち続けるということでしたらそれはありだし、むしろ長期保有は推奨されるべきです。運良くアベノミクス前に株式を保有した方は、数倍のリターンになっているかと推測されます。

しかし我々先物トレーダーは限月制という枠組み、証拠金制度というレバレッジを効かせた運用を実施しているため、損切は不可避と考えます。現在新高値近辺ですので、買い方はほとんど評価益かと思いますが、チャートを見ると紆余曲折あり、素直にここまで来たわけではありません。

特に初心者ほど欲深く証拠金一杯張るため、あと1日耐えたら助かっていたのに、強制決済でポジションを切らされた、という断腸の想いは、経験の長い人ならば誰でもやらかしているはずです。そういう失敗を繰り返して慎重に慎重に張っていく、という姿勢を身に着けたはずです。

損切りは、たとえば買いの場合わかりやすいのですが、現在新高値近辺ですので、買いの損切りは結果論としては失敗であったはずです。つまり損切りしないほうが良かったということになります。

そうやって損切りを怠ると、本当に切らないといけない場合に切れなくなります。経験的にいうと、損切りは5回のうち4回は失敗です、でもそのうちの1回は「損切りして良かった」と胸をなでおろすことになります。

今は調子よく上昇して私も強気ではありますが、たぶんこの上げは「最後の仕上げ」、つまりアベノミクスの天井になると予想しています、水準はわかりませんが最後の高値はオーバーシュートするものなので、皆さんが予想でもしないような水準が出現すると予想しておきます。

天井を付けてからの下げは、急転直下、買いを損切りしないと致命傷を負う形となります。損切りは必要経費と割り切ってこまめにすべし。たとえ結果的に無駄であったとしても。