ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

下値は買われる

昨日のNYダウは米中摩擦悪化懸念で799ドル安となりました。これを受けて日経225先物も安く始まりましたが終値にかけて値を戻しています。「米中摩擦は逆張り材料として利用」というのはこの意味です。ツイッターでもあれば「今日の寄りは買い」とでも叫んだと思いますが、ブログ書いた後のNYダウの動き(と夜間相場の動き)はブログ内容に反映していないので、翌日がっかりする結果となっています。

意外かもしれませんが、チャートの少し長い動きは右肩上がりです。10/26夜間の一番底20,790円に対し、二番底の11/20夜間安値21,170円は右肩上がりです。上値の方を見ていきましょう。11/8の22,580円に対し、12/3の22,720円は右肩上がりです。ダウ理論というのですが、底値が切り上がり、上値も切り上がっているため、広いレンジとはなりますが、21,500円に近づいたら買い、22,000円を超えたら売り上がっていく、というゆっくりとしたトレードも一考かと思います。日経新聞がやたらと米景気悪化を唱え始めたので、逆に相場は下値では買われるという皮肉な現象が起こっています。

本格的な下落は2019年後半ではないかな。夏の参院選にむけ、日本は大盤振る舞いなので、それが終了する(織り込まれる)来年後半から地獄絵ではないかと予想しています。アベノミクスの生命線は為替と株価です。相場は下げたがっていると思いますが人為的に支えている(日本も米国も)。神の鉄槌が下るのはもう少し先ですかね。