ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

FTの記事

夜間は上昇して結局21,200円近くまで戻ってきました。最近はいってこいのダマシが多くて、順張りのトレーダーは損失が膨らむばかりです。私は逆張りのシステムを複数入れていますのでなんとか凌いでいますが、利益にはなっていませんね。

新聞を読むと景気後退の記事が多く、よくこれで21,000円台で耐えているな、というのが私も読者の方も正直な印象でしょう。加えて日経ビジネスに興味深い記事が出ていましたので紹介します。

正確にはFT(Financial Times)の記事です。米国が国債の買い手に悩むであろう、という記事です。米国は今後10年間で12兆ドル相当の国債を発行する必要があるが、この金額は過去10年間を大幅に上回る。中国が大きな買い手であったが、輸出の減速などで外貨準備額を積みましておらず、米国民による負担の必要性を強調しています。順調に消化できないと、米国債の急落=長期金利の急騰を招く可能性があることを警告しています。この発表がGSの幹部であり、国債発行諮問委員会の委員長を務めるエリザベス・ハマック氏が財務長官宛に送った書簡の内容です。

経済の成長率が落ちているにもかかわらず仕事を確保しようと思えば借金するしかありません。しかし中国の債務も日本も米国も、過去最高レベルの国家負債を抱えています。いつ、は誰にもわかりませんが、いつか必ずそれは破裂します。その時はリーマンショック以上の苛烈なデフレスパイラルが世界を襲います。しかも金利の下げ余地は小さい。みんな怖くて口に出せないのですが、それが2019年後半に襲ってくると予想しています。

日々の細かな動きは別として、大勢は弱気のままです。

★金曜日のシグナル

21,000円で売って引け20,900円で買い埋め、+100円。1月累計▲205円。2月累計+535円。

★月曜日のシグナル

買い21,160円、売り20,650円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです