悪材料を数えたらきりがないにもかかわらず、先物は上昇していく。一番勝ちにくいパターンかと思います。しかしリーマンショックで暴落した2008年さえも、3/17の11,750円から6/6の14,520円まで約3000円、率にして123％も上昇しています。ほとんどの人が相場で勝ち残れない（まくれで勝つことはあるにしても継続しない）のは、この違和感（材料と値動きの相違）を克服できないためと思います。
今回の上昇は、弱気で売っている売り方を大きな資金が踏み上げていくためであり、所詮「弱い者いじめ」が相場の基本であります。とすると勝ち馬に乗らなければならない。今回は「2019年は回復の年」と相場参加者が確信するまであがるのでしょう。
とはいっても、22,500円どころは昨年11月、12月のリバウンドで跳ね返され地点であり、上値はあと500円程度と判断しています。これを抜けると本当に全戻りをやるかもしれません。最後の決戦場所となります。TOPIXを置き去りにしてのマニピュレーションですが、政治の季節でもあります。そのインチキ相場で儲けたいと思います。
TOPIXの方は正直で、2018年1月24日の終値高値1901.23（TOPIXは2018年10月が高値ではなくて1月が高値なのです）からのダウントレンド継続中です。ちょうどレジスタンスラインにぶつかりましたので、TOPIXから判断すると来週月曜日が戻り天井の可能性もあります。月曜日が陽線か陰線かは重要です。裁量ならば寄りは売ってみたいところです。
★金曜日のシグナル（ミニ6月限）
21,790円で買って引け21,860円で売り埋め、+70円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲230円。
★月曜日のシグナル（ミニ6月限）
