今日の日経新聞は「信用サイクル」。米国の信用サイクルは、ITバブルやリーマンショック時を超えました。経験の長い生き残った投資家達が注目している指標です。景気が良いときは大人しくしていますが、いったん景気が悪くなると火を噴く傷です。
私は金利引き上げにより景気が悪化し、CLO（ローン担保証券）などが急落、金融危機が訪れることを予見していました。ところがまさかの金利引き下げです。
現状チャートはこれらを織り込みきれず中途半端な位置に浮遊しています。米国は中国への関税制裁を回避するだろう（してほしい）という無垢な願望が株価を支えています。
しかしトランプの強腰は、イランを初めとして中国へは一歩も引かないであろうと判断しています。6月末の対中関税第4弾は、ほぼ確実に実施されると予想しています。でも株価が下がるじゃないか、という反論に対しては、金融緩和を用意しているはずです。でも金融緩和は折り込めば終わり。相場観としては依然として年後半に急落（日経平均で16,500円程度）を念頭に置いています。
しかしこれはあくまで予想。実践はチャートに忠実にトレードを行って行きます。現在は未だ買いの勢力範囲内ですが、20,850円をつければ下に走ると思います。
★金曜日のシグナル（ミニ9月限）
トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+40円。
★月曜日のシグナル（ミニ9月限）
買い21,150円、売り20,910円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです。
