「終わりの始まり」が始まった。いつもジム・ロジャーズの指摘は短く鋭く鮮烈です。最新の日経ビジネスでは氏のインタビューを掲載しています。氏は、今後の企業破綻⇒国の財政破綻を予想しています。また新たに「第二次世界大戦前によく似ている」という戦争への懸念も述べています。
リーマンショックを言い訳に、各国はありとあらゆる経済対策を打ちました。財政出動し、金融はじゃぶじゃぶになりました。「100年に一度の危機を乗り越えるために」という印籠を見せられたら反対意見も沈黙するでしょう。そうやって民衆に媚び、株価は上昇しました。倒産すべき企業も延命しました。
コロナウイルスという一点においては、マーケットは打たれ強くなっています。しかしここからが本番です。私はリーマンショックでリーマンが倒産したように、今回も生贄が必要だと思っています。そう、それは投資で有名なあの会社です。
