ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

米国株を研究する

米国株(NYダウ・SP500)は過去分析したことがなかったのですが、操作しやすい225の騙しをどうやって排除しようか、という問題意識から、最初はTOPIX、そして今は米国株に研究を広げています。

何度も言及していますが、2009年の大底からの戻り高値は、225が2018年10月1日24,310円(先物終値ベース)であるのに対し、TOPIXは2018年1月23日の1911ポイント(先物終値ベース)です。現在のTOPIXは1572ポイント。2018年1月23日の225は24,120円ですから、現在に調整すると19,841円。2500円くらい嵩上げされていることがわかります。株価というものは不思議なもので、保有していなくても「日経平均が20,000円回復」とか聞くとなんとなく元気もでる。政府当局はよく心得ていて、心理的な効果を狙っているわけです。

さて直近の米国株を分析すると、なんとNYダウは26日終値で25,015ドルで引けて、急落した6月11日の25,128ドルを割り込みました。明確に三角持ち合いを下放れしています。225の直近安値は21,360円ですので、日本株が米国株に連動している、という前提をとるとここを割込む予想となります。

米国株下落は、コロナ感染者の急増を嫌気したものですので、いや日本はそこまでひどくない、という解釈でしたら心配はないでしょう。

世界を動かしているのは米国金融市場です。私は225も追随すると予想しています。