ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今回の大陰線の評価は

さて金曜日の日中の225は大陰線を引きました。当ブログのテーマ(他の投資ブログとの相違)は

「陰陽線の分析」「スイングチャートという切り口」「逆張り売買で利益を出していく」

の3つです。

「下げ相場は陰線に始まり陰線で終わる」という私が作った格言も時々述べています。例えば6月15日も640円という大陰線を引いていますが、この時はこの陰線を境に反発しています。大陽線・大陰線は他の材料と合わせて総合判断しなければなりませんが、今回はテーマ2のスイングチャートの長い足が同時に売り転換しましたので、文句な無しの弱気相場入りと確信しています。私は詳しくありませんが、一目均衡表で転換線が久しぶりに基準線を下回ったという傍証もあります。

また今回は為替が円高方向に動き始めました。金も大幅に買われています。ここからの弱気相場はコロナウイルスや経済実態とは別に「ドル安に伴う金融不安」を織り込むものと判断しています。コロナウイルスはもはや相場材料ではありません。よってワクチンが開発されて急騰したら売り向かうべきです。

1990年アナログモデルを勘案すると、10月1日をターゲットに2か月間の弱気相場入り。新聞に出ていた機関投資家の下値目安が21,000円でしたが、これを見て急落を確信しました。2か月かけての弱気相場が21,000円で止まるはずがありません。

ただ今度の安値は2020年の安値です。2021年にかけて大きなリバンドがあるはずです。1990年の場合、安値20,221円から1991年3月に27,270円まで30%以上の暴騰を経験しています。中長期投資家は買うのも一考でしょう。