さてTOPIX先物のグラフです。225を見たことはあると思いますが、TOPIXのグラフを作成している方は極めて珍しいと思います。そして手元の（下記掲載の）225のグラフと比較すると、これが同じ日本のベンチマークか、と思うくらい形状が異なっています。
①は2018年1月高値。②は2018年10月高値、③は2020年2月高値。高値切り下がりのダウントレンドです。下値も切り下がっています。巷間伝えられているのと異なり、日本株式の実態は2018年1月に高値を付けて下げ相場であったというのが正確な認識かと思われます。
現在は③を抜けて来ましたので約3年間のダウントレンドは終了した、と判断しています。一方で、所詮1200～1800のレンジを抜け出せていない、という見方も成立します。
後者に立つと、ほぼ戻りは一杯と考えられます。そして225。
こちらは1990年からの長期月足です。①は2015年6月、②は2018年1月、③は2018年9月。そして現在はこの3点を結んだ線に到達しました。
結論は一つ。昨日分析と合わせると、現在は天井圏、そして急落が待っているという予想。但し上昇トレンドにおける調整ですので、そこは良い買い場、という見方になります。26,000円から27000円は、1991年3月の節があり、簡単には抜けないという予想をしています。これは21,000円から22,000円は過去何度も打ち返されていることとも整合します。
