これが225とドル円相場を合わせたグラフです。青が為替、オレンジが225。2005年以降は為替と225のトップボトムはなんとなく形が似ています。最近またずれてきています。一方で1980年から2005年までは相関があるように見えない。その時の金融市場が何によって動いているのか、何が注目されているのか、によって相関は異なるわけです。
たぶん来年の大きな注目点は、新型コロナウイルスではなく、「ドル安」であろうかと推測されます。予想というのは相場に置いてはほとんど当たらないのですが、学者も金融会社も一般大衆も全員参加で、予想している方向に動くことが稀にあります。1980年後半の株価が該当します。
今回のドル安はたぶんそれに当たり、全員参加型の相場になると考えられます。FRBが金融引き締めに転じれば簡単にドル高へ転換する、というのは甘いのではないかと予想しています。それでも暴走するのではないかと。
現在103円。あまりにも為替に225が反応しないので無視されていますが、来年の大きなテーマはドル安、その裏側に起こる円高です。27,000円は実は来年実現すると思っていましたが今年実現してしまいました。来年は「意外安」があるのではないかと勘ぐっています。
