今週の相場は、軟調な展開を予想しています。
当ブログでも再三申し上げていますが、「大幅高・大幅安」は逆張りにとって怖くありません。それだけのエネルギーを一時に燃やせば反動が来ます。本当に強い相場は、50円高とか100円高でジリジリと踏み上げて来る相場です。それほど動いていないな、と思わせながら一週間経ってみたら500円上がっていたとか、は強いです。
金曜日夜間で大幅高になりました。大陽線です。「上げ相場は陽線に始まり陽線で終わる」と私の格言からすると、戻り高値圏での大陽線は上げの終了と判断します。
チャートでは、1月5日高値29,370円と2月10日高値27,860円、2月16日27,545円を結ぶラインが最初の抵抗ラインです。これが明日ですと27,200円どころです。これがたぶん戻りの上限。3月急落に向けて注意です。
先週ちらっと急落しているマザーズ指数について敷衍しています。225とマザーズは大体同じ動きをしていますが、2000年以降の相場で大きく動きが異なったのが、2006年～2009年です。マザーズはライブドア・ショックにより、2006年1月16日の2800.68ポイントを天井に急落しています。一方225の高値は2007年6月20日の18,297円です。マザーズはリーマンショックの1年以上前から変調でした。一方はそれから17か月後に天井をつけています。今回のマザーズの急落は、今後の世界的株式市場の行方を占っているように判断しています。
