ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今週の相場予想

2日しかありませんし連休挟むので面妖な週になります。金曜日の米国株急落を受けて明日は安く始まるはずですが、どう対処するか?

2020年・2021年ともに5月の動きは似通っています。2021年は5月10日高値、13日安値、28日高値。2020年は11日高値、14日安値、21日高値。20週前後の安値サイクルが3月9日に終了した、という前提のもとでは急落は買いとなります。次の安値サイクルは7月末から8月ですので、5月のどこかで高値をつけるイメージです。

最近あるユーチューバーの方の相場解説を参考にしています。参考にするというのは適切ではなく、「常識的に考えるとどうなるか」という思考訓練のためです。28日に日銀の金融政策決定会合があり、5月5日にFRBパウエル議長の発言があるようです(私は材料に無関心ですのでこの動画で知りました)。

「材料が相場を動かす」という前提に立つと、一個一個の材料を吟味し、どういう結果になるか予想し、それを前提にポジションを取ることになりますが、これはなかなか厳しい手法です。

まず、材料の結論が当たらない。第二に、結論が当たったとしてもマーケットがその通りに動くかどうかわからない。つまり、二重に不確定要因があり、うまくいく気がしません。

日銀の金融政策決定会合では「金融緩和継続」という結果に終わりましたが、これにより2円ほど円安に飛びました。しかしこの結論によって円高に振れたかもしれません。大事なことは、「日銀が何も動かなかったのに円安に振れた」という事実です。即ち、まだ出尽くし感が無いんだ、という事実を胸に刻むことかと思います。まだ市場はドル買いの余地があったということです。

ユーチューブは視聴してもらってその価値が算出されますので、材料の解説は仕方がないかと思いますが、それをもとに儲けることは難しそうだな、というのが正直な感想です。