今日は長い月足をチェックしていたのですが、茫洋と眺めるとまだ上には抜けていません。ぎりぎり止まっています。でも日々チェックするのは日足なので、細かく見ると抜けている。ではどうするか。
これは簡単なことで、再度下抜けしたらポジションをひっくり返せばいい。以前解説した「あなたも株のプロになれる」の立花氏が、「下手の人の特徴はポジションが動かないこと」と喝破しましたが、そのとおりだと思います。判断力というか実行力が無いと、キレの悪いトレードになってしまいます。損切りの連続にも耐えうる精神力（慣れ）と資金の余裕をもつこと、この2点が肝要かと思いました。
今年の相場は何度も繰り返しますが、ファンダメンタルズからは売りであるのにも拘らず下がらないこと。これは世界各国が再度の金利引下げ競争を行って景気を下支えしようとしているためですが、日米とも政治的に株を下げさせない、という強い意志が働いているためでもあります。
よって下げで買い支えるためアク抜けせず、中途半端なところで止まってしまい、また上まで買い切る力もないため上にも上がらない、という困った状況に置かれています。今回日足ベースでは三角持ち合いを抜けているのですが、その割には動きが悪い。直感的には騙しの可能性が高いと思い、月足をチェックした次第です。もし月足のほうが正しいならば今週から調整に入ります。プライスアクションは難しいですが、21,550円は売ってみたいところです。
★金曜日のシグナル（ミニ9月限）
トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+480円。
★月曜日のシグナル（ミニ9月限）
