先週は怒涛の1週間でした。さて今週のシナリオです。
まず225の25日移動平均からの乖離は、月曜寄り付きが29,600円と仮定すると約6％となります。2018年以降でこの最大値は10.9％（2020年6月8日）。この時は2020年3月16日安値16914.45円（キャッシュベース）からの大反騰の途中であり異常値でした、一般的に5％を超えるとその後は下げやすくなります。
またレンジ相場であったTOPIXは、高値1965、安値1890のボックス圏でしたが、金曜日夜間で2040まで上昇しています。ボックス抜けは、だいたいこのボックス幅を目安とすべきで、1965－1890＝75、1965+75＝2040でほぼ近似値です。とすると、まず月曜日の寄りはロングは手仕舞い、打診売でショートをちょびっとという感じ。追撃売はウッブス成立の29,180円（9月限）。
この後の展開が難しいです。2008年以降、週陽線が1000円を越えたのは12回ですが、ほとんど翌週も続伸しています。ただ2020年3月27日の週の陽線は2800円の大陽線でしたが、翌週は1060円の大きな陰線を引いています。12戦10勝2敗ですので基本順張りOKかとは思いますが、押し目に徹したほうが安全かと思います。
