2020年の予想はまずはテクニカルから。西暦末尾が0の年は基本弱気です。数字は年間騰落率。簡単な解説を付記しています。
1950年:93.9% ドッジ・ラインによる不況を受けて7月まで低迷するも、6月に開戦された朝鮮戦争の特需でその後3年弱の上昇相場へ続く。
1960年:156.1% 池田勇人内閣誕生。岩戸景気中盤、実質経済成長率は12.1%。
1970年:82.7% いざなぎ景気最終盤。1969年9月公定歩合が6.25%まで引き上げられる。
1980年:108.5% イラン革命(1978年~1979年)による原油価格高騰期。
1990年:61.1% バブル崩壊の始まり
2000年:72.8% ITバブル崩壊
2010年:97.0% リーマンショック後の立ち直り後の円高基調(ドル円:80円~95円)
西暦末尾0の年の平均上昇率は96.0%(1950年~2010年)。これはダントツのワースト(最高は末尾2の年の127.1%)。特に1990年以降は大きく下落しています。これに加え、米国大統領選挙の年であり前年までに好材料は出尽くしのことが多いこと、累積債務が世界的に膨張していること、世界の金融市場を動かす米国金利の利下げが停止したこと等を勘案すると、基本弱気です。
日柄は2017年4月17日安値18,310円から653日目の12月17日に24,010円を達成。私は日柄は詳しくないのですが、650日サイクルは亡くなられた佐々木英信氏が唱えられていました。
年間の推移予想ですが、西暦末尾0の年のサイクルは、年初安、年央高、年末安です。8月20日の安値20,120円を起点としたサポートラインが切れていますので、まずは年前半安を予想しています。
懲りずにシステム(順張り・逆張り)を公開します。既報のように2019年の順張りはボロボロ。逆張りはとんでもなく不利な局面から始まっていますが、驚異的に改善しています。今年もお楽しみください。
<順張りシステム>
★金曜日のシグナル(ミニ3月限)
23,700円で売って、引け23,640円で買埋、+60円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+410円、8月累計▲1,340円、9月累計+255円、10月累計▲245円、11月累計▲190円、12月累計130円。2019年累計▲825円。
★月曜日のシグナル(ミニ3月限)
買い23,840円、売り23,450円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです。
<逆張りシステム>
現在のポジション:売り玉6単位、買い玉3単位(12月限を60円下げて3月限に変換)
1月6日の寄りは買埋と新規買い予定。大きくGDしそうなので、厚めに買埋と新規買いを行います(2単位予定)。
あれだけの評価損がみるみる改善してきました。逆張りトレードの有利さを是非ご賞味ください。過去のトレード履歴をご覧になるとよいかと思います。
【売り】
①22,520円(10/18夜間寄り)
②23,975円(12/13夜間寄り)
③24,050円(12/17寄り)
④23,825円(12/19夜間寄り)
⑤23,850円(12/26夜間寄り)
⑥23,910円(12/27夜間寄り)
【買い】
①23,255円(11/19夜間寄り)
②23,310円(12/10寄り)
③23,640円( 12/30夜間寄り)
10月累計+850円
11月累計+1,810円
12月累計▲4,550円 2019年損益▲1,890円