ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

相場観を整理します

さて現値近辺は強弱感が対立して面白いところです。私なりの解釈を書いてみます。

まずファンダメンタルズ(経済の基礎的条件、6か月間以上先の見通し)ですが、経済指標は今後凄まじいものが出てきます。3月16日安値は、「トンデモナイことが起こりそうだ」という恐怖心にかられての売りです。次の下落は、冷静に実態悪を織り込むものと予想します。たぶんこれは16,000円とかのひどい下げにはならず、20,000円割れくらいでしょうか。本当の安値(今年の安値割れ)は、たぶん2年後だと思います。

次にテクニカル。22,000円割れは、3月安値からのサポートラインで下げ止まりました。一旦は買う水準と思いますが、この安値を割り込むかどうかで大きく展開が異なってきます。ここでは予想をしないで割れてから売る、という方針が正しいと思います。逆に割れるまでは押し目買い。

最後に需給。「買い意欲が強い」ということは、「既に買ってしまったので上がってほしいため強気」と同義です。今回はかなり買い付いたのではないでしょうか。この整理は時間がかかると思います。

大局観としては、秋までジリジリと下げ、20,000円割れで下げ止まり、今度は実体の改善を買いに行く相場ですが、たぶん6月高値は抜けない。6月高値は理想買いであり、通常は実体買いは理想買いの高値を抜けません。