ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

ひげの研究

昨日夜間は200円下ヒゲ。22,700円まで突っ込んで戻ってきました。月曜日あたり当面の底と考えていましたが、このあたりはもはや誤差の範囲です。

ところでローソク足の解説で、下ヒゲは強いとか上ひげは弱いとか解説見ますよね。これ信憑性はどうなのか?2007年からの日中夜間足で調べてみました。ある一定の上ひげ(下ヒゲ)を引いたら翌日(翌場)の寄り付きで売る(買う)、引けで買埋(売埋)で利益が出るのかどうか?

まず上ひげですが、ほとんど優位性がありません。下ヒゲも同様。買ったり負けたりです。これは2007年~2018年の間では統計上有意性が無いという意味です。

ところがですね、上ひげの場合、2020年だけに関しては35円以上の上ひげをつけた翌場での売買は2,790円の利益が出ています。下ヒゲはもっと顕著で、50円以上の下ヒゲを付けた場合の売買は2019年で4,225円、2020年で3,825円の利益になっています。他の年では全く有意性がありません。

年間4,000円の利益というのはかなり優秀です。2019年・2020年とシステム運用は苦戦を強いられていますが、やはり何か違うんですね。下ヒゲは明らかに買い支えかと思います。

というわけで、月曜寄りは敬意を評して少し買埋します。