ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

TOPIXに爆発力無し

本日はTOPIXの年足。

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昨日の月足よりも、支持抵抗ラインがわかりやすいかと思います。1992年から2020年まで、700~1700ポイントの大きなボックス相場、と分析できるかと思います。しかし2017年に終値で1800ポイントを回復し、2018年にはすかざず否定されたものの2020年終値は1804.68で再度1800ポイントを回復。上限は1700から1800へスライドしたかのように見えます。次のポイントは2018年1月ザラバ高値1911.31。現状のNT倍率を15倍とすると、残り50ポイントの上値余地は日経平均の750円に相当しますので、日経平均の上値目標は約29,000円となります。

日経平均とのグラフを比較すると、日本には「世界的に活躍する華々しい日本企業(Fリテやアドバンテスト)」と、「高齢化進む日本の縮小していく内需に頼る企業」に二極化し、日経平均は前者の比率が高い(値がさ株に有利な単純平均であるため)ので後者の比率が高いTOPIXとは全く別の絵姿を顕在化させている、ということでしょう。

現在の株式市場の楽観論をみるにつけ、ここからTOPIXが新たなレンジ形成するような爆発力は感じられません。