ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今週の相場予想

当ブログの特徴は以下の内容です。相場の分析は、①陰陽線、②支持線抵抗線、③日柄を用い、材料・手口には全く関心がありません。また補強材料としてセンチメント(市場参加者が強気か弱気か)を参考にします。また機械的な分析(移動平均線からの乖離やRSIなど)ではなく、相場の肌触りを重視する職人的傾向も持ち合わせています。

さて、現状シナリオは2つです。メインシナリオは、「3月9日安値でいったんの下落は終了し、10営業日程度の戻りに入っている。戻り高値の目安は24日で、その時の水準によっては2021年11月16日からの下落は終了する」というものです。

しかし、10日と11日の値動きを見て、肌感覚として違和感が生じました。よってサブシナリオである「未だ下落の途上であり、今週中に新安値を更新する、底は意外に深い」というシナリオが浮上しました。これは、支持線を225・TOPIXともに割り込んでおり、その回復にあまりにも時間がかかっている、という背景もあります。

これは今まで書いていませんが、2022年の動きは2020年の再来ではないかと思っています。225には4年毎の急落サイクルがあります。今年はその半分の2年のサイクルに該当し、2020年は3月19日に急落後の大底を打っています。今週はそのアニバーサリーとして要注意する日柄に該当します。

2020年は、3月3日高値、10日安値、11日戻り高値、19日まで急落というリズムですが、2022年は1日高値、9日安値、10日戻り高値、というリスムがそっくりです。このパターンをはめると、18日が大底となります。2020年は11日高値と19日安値の差は3,725円あります。まさかここまでは、とは思いますが、部分的核兵器の使用とか、金融市場の大混乱は十分にありえます。22,000円割れは射程距離ですし、私が常々申し上げている225の年間変動率30%を考慮すると、1月5日高値29,370円からの30%下落は20,600円程度です。

傍証としてマザーズ指数は2020年3月13日安値に接近しています。225とマザース指数の動きの乖離は、リーマンショック前、コロナ急落前にも生じています。マザーズは買い支えが入らないので、225に対し先行性があるものと判断しています。