海外株式含め、株氏式場は調整色が強かったのですが、少しリバウンドを開始しました。米国雇用統計は農業分野以外の就業者数が予想を大きく上回り一時は前日比300ドル近い値下がりとなりましたが、その後切り返し結局288ドル高で終了しています。米国長期金利の上昇を嫌気した下げでしたが、材料出尽くしというやつでしょうか。NK225も前日ぎマイナスから大きく反発し先物は310円高（日中比）で引けています。
たぶん投資家はこの雇用統計を予想してショート筋が多かったはずですから思わぬ踏み上げとなっています。夜間だけでショートカバーが終了したとは思えないので、引き続き明日9日（祭日だが市場は開きます）も踏み上げが入ることを予想しています。
10月4日夜間ザラバ安値30,285円から急反発していますが、戻り目途と日柄はどうか？まず大局観としてこのリバウンドは短期的なものと予想しています。エリオット波動的には9月15日にて大きな上昇波動が終了し、比較的大きな調整波に入っているものと思われます。9月15日夜間ザラバ高値33,365円から10月4日夜間ザラバ安値30,285円まで3080円の急落でした。0.382戻りは31,460円ですが、後述の戻り日柄まで数日の余裕があるため、たぶん0.5戻しの31,825円または0.618戻しの32,188円が有力です。
日柄は2022年のアニバーサリーが反転した形が奇妙に継続しています。2022年10月6日の戻り高値が2023年は10月4日安値に応答しました。2022年の反落が10月13日でしたのでずばり今週中に戻り高値を付けるはずです。チャート形状からすると0.5戻しの31,825円が最有力。その後は再度下落を開始し、30,000円を割り込むものと判断しています。
