嫌な予感は当たるもので、21,200円近辺まで来ました。20,960円付けた時はすごかったですね、たまたま見ていましたが瞬間的に値段が吹っ飛びました。ものすごいロットが成り行きで発注されたんですかね。
さてシナリオの練り直しです。レジスタンスラインを上抜けしたから大勢強気になるわけないのですが、冷静に「何を織り込んでいるのか」という分析は必要かと思います。珍しくファンダメンタルズの話をしましょう。
今年のファンダメンタズのポイントは3点と考えていました。
①米国金利の動静
②米中貿易戦争の行方
③英国のEU離脱問題
①が最重要ですが、パウエルFRB議長は早々とトランプ軍門に下り、利上げを停止しました。これは売り方にとり大きな痛手でした、しかし一方で日米金利差が無くなるため、円高の芽が出てきました。為替アナリストは今年100円説が多数派のような気がします。
そして②がいつ出てくるか。本件は米中の今後何十年と続く覇権争いの端緒ですので、解決などするはずないのですが、「米中合意」などがニュースに出れば1,000円以上は一気に動くと思います。これが今年はまだ出てない切り札ですので、売り込まれたら常に注意しなければなりません。③はどうかな、消化難ですね。マーケットが何を織り込んでいるのかよくわかりません。
今回の下に一旦切れてからの大幅反発は、実はインサイダーで②の好材料が織り込まれ始めたのではないかと睨んでいます。何の傍証もありませんので、ドタ感です。だとするとかなりの好材料は出てきているわけで、年後半の急落に期待が持てるというものです。私のシステムはザラ場は大きくロング、引けでかなりロングの利食いを出しました。システムは「一旦休憩だよ」と囁いています。依然買い相場ですので、押し目買いが有効でしょう。あまりにも上げのスピードが早いので、裁量ではなかなか踏ん切りがつかず、大多数はまだショートなのではないかな。
★水曜日のシグナル
トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+435円。
★木曜日のシグナル
買い21,680円、売り20,670円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです
