500円超えの陽線は久しぶりです。直近は2018年11月2日。10月1日高値の後の中間反騰で出現しました。この時は戻り高値を作っただけで翌日から売りに押されています。その前は2016年1月29日。この時も前年12月1日の高値20,000円を付けてからの戻りで出現、その後売られています。この足を見て「底が入ったかもしれない」というのは素人の浅知恵だと思います。繰り返しですが底値圏の陽線は底打ちを示すことが多いのですが、あくまでケースバイケースで判断すべきです。今回は重要なレジスタンスラインを割れてから出現していますので、良い売り場と考えるべきでしょう。
私のシステムは本日寄りでほとんどのショートを手仕舞い、大量のロングを指示してきました。怖くてとてもシステム通りの運用ができませんで、枚数を落として対応しました。結果論としてはシステムにそのまま従えば良かったのですが、それは実践心理を勘定に入れていない空論と思います。逆に動けば資金の1/3を失いかねないポジションですので、今日は本当に緊張の連続で、ぐったりと疲れました。将棋のソフトの示す指し手を見て、プロの棋士が「人間には指せない手」と表現したりします。今日は本当に「人間にはとれないポジション」を見ることができました。
★火曜日のシグナル（ミニ9月限）
20,000円で売り、引け20,530円で買い埋め、▲530円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+410円、8月累計▲590円。
★水曜日のシグナル（ミニ9月限）
