ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

相場観を整理します

米国株は続伸。NYダウは9月2日の戻り高値を抜き、2月12日の史上最高値に肉薄しています。SP500は2月高値も9月高値も抜けました。ナスダックは9月高値に少し距離があります。いずれにしてもほぼ史上最高値近辺まで戻ってきました。

225は29年ぶり25,000円回復と叫ばれています。一方TOPIXは2月高値にも届かない状況。TOPIXの直近高値っていつかご存知ですか?2018年1月23日のザラバ1915.25です。13日終値の10%くらい上です。信じられないくらい歪んでいることがわかります。米国株はナスダックだけダウやSP500とかけ離れているわけではありません。

今週は分岐点となりそうです。私は一旦売り方針ですが、TOPIXが上に抜けたら付いていきます。相場観は保有していますが儲けることとは別。抜けるとそれこそ28,000円台の世界です。

現在は米国選挙のバイデン勝利による不確定要因解消、かつ上院下院がねじれておりバイデン公約の増税が厳しいであろうこと、大規模公共投資に踏み切ること、新型コロナウイルスのワクチン開発に目処が立ったこと、低金利が継続すること、景気サイクルが上昇に向かうこと、など「好材料の全部盛り」で株価を押し上げています。

好材料しか無い=株価天井、というのが私の経験則ですが、金余りが金利が付いていない債券に向かうことはありませんので株に向かいさらなる上昇、ということは十分にありえます。モメンタムが出尽くすまで上がるのももう一つの常識。、弱気派が多いことはロングポジションが溜まっていないことですので、需給のみ見るとやってくる可能性はあります。ヘッジファンドはポジションなしでクリスマスを迎えたいことでしょうから、11月は天王山となります。