まずは月足のサイクルから。2016年11月～2020年3月の対等月が2023年6月。次に週足サイクルは15週前後で刻んでいる安値サイクルが2023年1月安値の後、4月7日の週に14週でミニボトムを打ち、7月14日の週が対等週になります。ここまでに天井を付けるのが形です。3月10日の高値週からの対等週が先週ですので、ここまでの高値はぴったり。また3月17日安値週の対等週が今週です。バリバリの強気で臨めたのは先週までで、今週からは要注意となります。
新聞記事に出遅れ証券株の話が出ていました。最近の記事はなかなか鋭く、リバースインディケーターという汚名ももはや時代遅れかもしれません。証券株はハイベータ株（市場平均よりも値動きが大きい）の代表例で、強気相場を予想した場合はまずは証券株を仕込んだものですが、それも過去のお話。最近はPBR1倍割れの冴えない業種の代表例のようですが、その証券株が急騰して、「雑株が買われれば上げ相場も終盤」ということのようです。
日足からは21日前後が要注意。今週は天王山です。
