ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今日も急落

さて地獄の釜の蓋が開きました。もちろんリバウンドはあると思いますが、一貫して戻り売りです。そういう意味でわかりやすい。急落を追撃すると思わぬ上昇もあります。現在夜間は上昇していますが、私は夜間引け値で売るつもりです。

新聞を見ると空売り比率も高いみたいですので、個人の方も善戦してるんですね。私のターゲットは20,500円ですので、21,000円割れからは要注意です。

★順張りシステム

売21-買2

逆張りシステム

売0-買14

逆張りの買いがかなり溜まってきました。すごい評価損です。

★明日の戦略(新設)

戻り売りには違いないのですが、踏み上げられた場合のロスカット・ターゲットが近くにありません。スイングチャートの買い転換が22,220円ですので離れすぎです。私は踏まれても放置するつもりですので、あまり参考にならなくてすいません、空中戦ですので様子見でもよいかと思います。派手に動く相場は取れそうなのですが、それが難しいのも相場です。

ヴァリエーショントラップ

本日の日経新聞市況欄は、なかなか良いことを書いていました。私が唱える2019年の急落、これが単なる下落ではなくて「急落」と申し上げている根拠です。

現在日本株に強気の理屈の一つに、ヴァリエーションが安い(低い)、というものがあります。ヴァリエーションというのは投資尺度のことで、有名なのはPERとPBR.。日経平均の22,000円はPERは12倍だったかな、アベノミクスでは一番低い水準であったかと思います。とすると22,000円割れでは買いが入る、という根拠です。

ところが相場には先行性(先見性)があります。PER12倍は2019/3期の予想決算をもとに計算されているはずですが、もし2020/3期が減益であった場合、PERはもっと高くなります。相場は半年から1年くらい先の業績を織り込んでいきますので、10月末という時期を考えると、2019/3期は織り込み済みで、既に2020/3期を織り込もうとしているのかもしれません。

個別銘柄でも、PERが低いと思って買ったらすげえ業績下方修正して、あっという間にPERが跳ね上がった、という経験はお持ちであろうかと思います。あの理屈です。これを専門用語で「ヴァリエーショントラップ(わな)」と言います。

トランプ減税でアメリカは絶好調ですが、この効果もどこかで剥げ落ちます。欧米ともに金融緩和から引き締めモードです。株高を支えた流動性(お金がじゃぶじゃぶであること)も低下しつつあります。業績ピークアウトと金融引き締めの先にあるものは・・・。

終わりの始まり

数日後と予想していたブレイクが本日やってきました。方向は下。見事な長陰線です。

22,000円を割り込んで引けましたのでシナリオ変更です。10/1夜間の24,480円がアベノミクスの高値。以後は急落です。最初の目標値は20,500円。

しかしこの相場を私は8/6付ブログにて「悲鳴が聞こえる」とのタイトルで記述しています(関心のある方はお読みください)。それが三角持ち合いを上にブレイクし、24,000円台に到達するという「余計な」上げがはさまったため、死屍累々の光景となりました。相場は常に残酷ですが、今回は記憶にないくらいの凄惨さです。

昨日22,250円というトリガーポイントを記載していますので、このブレイクで乗れた方はラッキーですが、普通は怖くて手が出ませんよね。このあたりが人間の弱いところです。スイングチャートは22,250円で売り転換、今回は600円程度やられました。ただ損切が大きかった次のポジションは高い確率で利益が出ます。ポジションを取った日の終値で評価益が出ている、ということが重要なのです。

 

再び三角持ち合いへ

夜間に下げて昼間に上がる、という不可思議な相場が続いています。再度小さな三角持ち合いを形成し始めました。買いは22,700円抜け、売りならば22,250円辺りを抜けた段階で考えたらよろしいでしょう。逆張りはそこを限度に売り上がるか買い下がる。

米国の長期金利が再度上昇し始めましたので、ファンダメンタルでは正直買いづらいところ。私は貿易戦争はほとんど材料視していません。和解すれば暴騰でしょう。

あと数日で決着がつくはずです。変化日が10月末ですので、年末に向けての正念場がやってきました。相場観は上ですが、下げのほうが値幅が出て取りやすいので、儲けやすさでいえば下希望です。寝ている間にどちらかに抜けていると朝相場チェックして腰を抜かすので、精神衛生上よろしくありません。ストップロスをきちんと置いておくことを推奨いたします。

運用の本質8「時間軸を厳守すべし」

私の現在の相場観は、平易に書くと「2019年は急落の年。但しその前に最後の大きな相場があるのでそれは買いで取るべし」という内容になります。これは強気なのか弱気なのか。

数年単位で張るならば、2019年の急落を見据えて売り上がるべきです。一方で数週間、数ヶ月単位で張るならば、押し目を買うべきです。このように時間軸をどうとらえるかによって、投資方針は180度変わってきます。

一番だめなのは、その時々によって時間軸をご都合主義に変えること。上がると思って買ったら下がって評価損を抱えてしまった。損切りするのが嫌なので、長期投資にすり替えて保有を継続している、という例が当てはまります。

プライドの高い人は自分の間違いを認めたくないので、このようなすり替えを行います。仕事ではそういった誤魔化しも効くかもしれませんが、相場の前では万人は平等なのです。相場の神様は冷徹に鉄槌を下します。間違えたら切ること。常に謙虚に張るような姿勢が求められます。私がブログで書いている内容は、自分自身への備忘録でもあり、こんなに失敗が続いても利益が出るんだ、というトレードの真実をお伝えするためです。

 

ゴルフとトレードの相似点

今日は会社のゴルフコンペ。なんとか準優勝できました。ユーチューブ等でゴルフレッスン動画をよく見るのですが、100人のコーチがいれば指導内容も100通りです。他人と同じことを言うのであれば存在意義がないので自然そうなります。それで目移りする。ますます混乱する、という悪循環になります。

トレードも全く同様で、ブログも百花繚乱です。ある方は寄り付き売買で引けで仕切り。ある方はスイングトレード、という風にバラバラです。ゴルフもトレードも相性があり、私は日計りシステムトレードしか行いませんが、数日~数週間に渡るスイングトレードや順張りは裁量でも行います。また昨日紹介した立花氏のように、「死んでも順張りはやるな」と心に決めている方もいます(正確には違うのですが、それは別の機会にて)。

早くいろいろな手法を試して、自分に合うものを見つけることをお勧めします。「型を決める」と、慣れから生じる直感も働きやすくなります。

冷や汗をかきました

夜間は急落、再度修羅場です。実は日経ミニ先物22,205円で大きな逆指値のショートを発注しており、その下の22,190円ではスイングチャートが売り転換、という極めて大きな分岐点に差し掛かりました。会議中も気になって何度もスマホの画面で相場のチェックします。これはいけませんね、精神修行がまだまだ。所詮相場は行きたいところに行くので、腹を決めなければなりません。

指値は5円違いでセーフ。その後はあれよあれよと言う間に戻りました。全く人騒がせな相場です。順張りシステムが作動してずいぶんとショート注文が約定してしまいました。

でも人智の及ぶ範囲はこんなものです。こんなバタバタでも、下で売って上で買っても、現在のパフォーマンスは年初から約100%まで回復してきました(元本の2倍)。システム全体では若干のロング。裁量では本日終値でも買い増ししています。

ただどうかな、米国金利が再度上昇してきたので、シナリオ変更の必要も出てきました。前回高値の22,910円を早急に抜けてこないと、結局ボックス相場で次の放れを待つことになります。22,920円くらいをストップロスにして、不当分割で売り上がるのも手です。買い下がった場合のストップは余裕みて21,990円。こちらな距離があります。