ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

戻り売りへ転換

スイングチャートは昼間は21,365円で耐えましたが、ラージは21,360円付けています。実質的には売り転換しました。夜間が反発していますのでまだ余談は許しませんが、日柄と値幅からは天井つけたというのが第一感です。

ただまだ買いの勢力範囲内です。下がったら困る人は山程いますので、必ず反発してきます。未だ上げ相場だと勘違いして間違った押し目買いが入るのが天井圏の特徴です。どこかで万人が見ても下げ相場、と確定した段階で戻りがない状況で下に走ります。

現状は順張りで売ると刺されますので、戻ったところを売っていってください。順張りで付くのは中盤のトレンド発生時です。

私のシステムは売りに傾きました。

★木曜日のシグナル

21,410円で売り、引け21,390円で買い埋め、+20円。1月累計▲205円。2月累計+530円。2月はまあまあ儲かりました。

★金曜日のシグナル

買い21,520円、売り21,260円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

 

 

 

 

 

 

最近の日経新聞やりますね

日曜日の新聞にジム・ロジャーズの超弱気コメントを載せて、「日経新聞もやるもんだな」と思いましたが、今日の市況欄でも「戻り相場迫る賞味期限」。「株価が安値から天井を打つまでの期間は2か月~2か月半程度」「安値からの上昇率は約15%」。

なんと私がつい先日コメントした内容ではないですか。パクリ?いやいや日経新聞の記者が私の零細ブログを読むはずもなく、ただの偶然でしょう。上記調査はJPモルガン証券の調査のようです。私も書いた記事が間接的に証明されて鼻高々です(笑)。

そういえば12月末の安値のときも、日経新聞記事はうろ覚えですが強気だったように記憶しています。恐るべし日経新聞。これまで曲がり屋(リバースインディケーター)とバカにしていましたが、これからは認識を改めます。

というわけで当たり屋の日経新聞に倣うならば、そろそろ売りましょう。スイングチャートの売り転換ポイントは上昇して、21,360円。

★水曜日のシグナル

トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+510円。

★木曜日のシグナル

買い21,710円、売り21,410円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

相場は日柄

今日は売り仕掛けが入りました。定番の押し目買いも入りましたが皆様の感想はいかがでしょうか。

2か月という日柄、値幅も2,600円。本日パウエルの講演があるようで、市場は注目していますね。もしこれから下がるとすると「パウエル講演で下がった」という後講釈になると思いますが、相場が下がりたがっていただけだと思います。日柄の限界だからです。

米中貿易戦争も茶番のような結末。休戦モードですが、トレードはこれから面白くなりそうです。ボラが低下していますので、動いた方向に付くべきかと。スイングチャートの売り転換価格である21,280円までは押し目買い、そこを切れたらドテンショートです。

★火曜日のシグナル

21,395円で売り、引け21,475円で買い埋め、▲80円。1月累計▲205円。2月累計+510円。

★水曜日のシグナル

買い21,625円、売り21,325円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

買い安心感のある時は要注意

さてさて現在の相場は、値ごろ感で売る投資家がじりじりと持ち上げられて踏む、という感じでじり高です。ボラも低下して、いつまでも上昇するような錯覚に陥りがちですが、ここからが要注意。

2016年から2018年の過去3年間の日柄を見ますと、だらだらとした上昇時の限界は大体2か月です。2016年は例外的に9/16の16,250円から12/20の19,550円まで約3,300円、3か月上昇していますが、ここは例のトランプ大統領誕生で大幅下落した後の反動ですので、あまり参考になりません(日柄、株価は夜間も考慮していますので悪しからず)。2015年は前半6か月でかなり上昇していますが、途中にかなりアップダウンもあり、一本調子の上げではありません。メリハリの無い上昇は限界があります。

2017年は私が大苦戦した9/8の19,135円から11/7の22,990円までの棒上げ、2018年は3/23の20,145円から5/21の22,975円までの上昇、いずれも日柄は約2か月です。今回は12/25の19,000円から始まっていますので、本日で丁度2か月。値幅も2,600円と申し分ありません。

「買っておけば儲かるだろう」という安心感が蔓延したら要注意。ここから腰を落として売るのも一興かと思います。

★月曜日のシグナル

21,560円で買い、引け21,545円で売り埋め、▲15円。1月累計▲205円。2月累計+590円。

★火曜日のシグナル

買い21,705円、売り21,395円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

トレーダーの必読書2「マーケットの魔術師」ジェームス・B・ロジャース

巷間ではジム・ロジャーズで通っていますが、本の中での呼び方はタイトル通りです。彼はトレーダーというよりは投資家で、価格を重視して売買するのではなく、大きなファンダメンタルの変わり目で投資をするタイプです。よって直接には我々の参考にはなりませんが、たまたま日経新聞の2面に私と全く同一の意見が出ていましたので、併せて記述します。

「何かを見つけるまで、じっと待つべきだ」

「政治家や損をした人々はいつもスケープ・ゴートを探したがる」

「相場というものは私が思っているよりも上がるし、私が思っているよりも下がるものだ」

「株式市場では何が起こっても不思議ではないということだ」

「まず長期間のヒストリカル・チャートから異常な年を探す。そしてその原因を見つけ出す。その過程で多くのことを学んだ」

「評価損などというものはないんだよ。評価損イコール実現損だ」

「常に中央銀行に逆らって投資すべし。中央銀行が通過の買い支えをしたら、逆張りしなさい」

「相場はほとんど間違っている」

「他人に追従していたのでは大金持ちになれない」

「自分がしようとしていることに確信が持てるまで何もしてはいけない」

「金持ちの罫線屋には会ったことがないね」

なかな刺激的ですね。それでは本日日経記事から。

「中国の企業破綻が世界的な債務危機のきっかけになりかねない」

日本株は全て売却」

「次の経済危機はリーマンショックを上回る史上最悪のものとなるだろう」

「副作用が強く、正気ではない金融緩和に世界の中央銀行は手をつけるべきではなかった」

「日本関連の資産は何も持っていない。人口減少という構造的な経済減速の要因に加え、日銀が大量のお金を刷り続け、日本株国債を買い支えているのも売りの理由だ」

稀代の投資家が唱える大予言。信じるも信じないの皆様の自由です。人智は神を超えるか?

 

 

 

 

日柄の研究始めます

「中国の資金調達が再加速」、本日日経新聞の記事です。この資金調達は景気の先行きを見通す先行指標です。米国も欧州も、そして中国も必死で景気を支えています。これではなかなか株価も下がりませんね。

ではなぜ必死に支えているか、それは支えないと大変なことになるからです。景気を支えるために膨大な借金をした。その借金を返すためにまた借金をしている、そういった絵図です。

どこかで限界は来ます。でもそれは今年かもしれないですし来年かもしれない。つまらない官製相場ですが、逆に言えばまあ買っておこう、で儲かります。実際チャートは右肩上がりですので、セオリーは押し目買いです。さすがに21,500円は既報のように抵抗していますが、強いレジスタンスではありませんので、抜けても何ら不思議はありません。

相場が動かないうちに、日柄の研究でもしようかな、と思っています。これはこれで奥深いので。研究成果は発表していきますね、お楽しみに。

★金曜日のシグナル

トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+605円。

★月曜日のシグナル

買い21,560円、売り21,250円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです。

風車 風の吹くまで 昼寝かな

「ディーラー殺すにゃ刃物は要らぬ」ということを言われたりします。為替相場でなぎのような相場になると、買っては下がり損切り、売っては上がり損切りになるので、何もすることがないという時に使います。現在の我々もそうで、オプションでも売って時間的価値の摩耗を取るとかしないと、正直手が出ません。

今年は損失先行で金額もそれなりに大きいので焦ってしまうのですが、こういうときこそ泰然としている必要があるんでしょうね。

タイトルは城山三郎「落日燃ゆ」で有名な広田弘毅の言葉。文官でありながら極東軍事裁判で唯一死刑になった方です。このような広い心を持てたらいいんでしょうがね。凡百の私には手が届かない境地です。

既報のようにスイングチャートの売り転換価格が21,280円まで上がってきたので、ここをストップ・ロスにおいての押し目買いを推奨します。