巷間ではジム・ロジャーズで通っていますが、本の中での呼び方はタイトル通りです。彼はトレーダーというよりは投資家で、価格を重視して売買するのではなく、大きなファンダメンタルの変わり目で投資をするタイプです。よって直接には我々の参考にはなりませんが、たまたま日経新聞の2面に私と全く同一の意見が出ていましたので、併せて記述します。
「何かを見つけるまで、じっと待つべきだ」
「政治家や損をした人々はいつもスケープ・ゴートを探したがる」
「相場というものは私が思っているよりも上がるし、私が思っているよりも下がるものだ」
「株式市場では何が起こっても不思議ではないということだ」
「まず長期間のヒストリカル・チャートから異常な年を探す。そしてその原因を見つけ出す。その過程で多くのことを学んだ」
「評価損などというものはないんだよ。評価損イコール実現損だ」
「常に中央銀行に逆らって投資すべし。中央銀行が通過の買い支えをしたら、逆張りしなさい」
「相場はほとんど間違っている」
「他人に追従していたのでは大金持ちになれない」
「自分がしようとしていることに確信が持てるまで何もしてはいけない」
「金持ちの罫線屋には会ったことがないね」
なかな刺激的ですね。それでは本日日経記事から。
「中国の企業破綻が世界的な債務危機のきっかけになりかねない」
「日本株は全て売却」
「次の経済危機はリーマンショックを上回る史上最悪のものとなるだろう」
「副作用が強く、正気ではない金融緩和に世界の中央銀行は手をつけるべきではなかった」
「日本関連の資産は何も持っていない。人口減少という構造的な経済減速の要因に加え、日銀が大量のお金を刷り続け、日本株や国債を買い支えているのも売りの理由だ」
稀代の投資家が唱える大予言。信じるも信じないの皆様の自由です。人智は神を超えるか?