ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

4月の日柄特性

4月も近づいてきました。会社の場合は新しい期の始まりです。マーケットではどのような動きをするのでしょうか。

実は月次の収益率では、4月は一番収益率の高い月です。1990年から直近までのデータですと、4月の平均上昇率は1.08%、これはもっと良い数字です。ワーストは8月の▲2.14%。意外かもしれませんが、4月は強い月なのです。勝ち負けでは、62.1%の勝率となっています。企業業績が5月くらいから発表になりますが、期待の盛り上がりやすい月と言えましょう。

では月中の日柄はどうか。

①月初に安値をつけて、月末に向かって上昇した年:2008年、2013年、2015年、2016年、2017年、2018年

②月初に高値をつけて、月末に向かって下落した年:2007年、2009年、2010年、2014年

③特に変化しなかった年:2011年、2012年

さすがにアベノミクス後は景況感のよく企業業績も増益基調であったため、月初安、月末高が多いです。日柄は10日前後と25日前後が変化日です。2019年のパターンは、明日以降下落トレンドとなった場合は2017年と似ており、2017年は3/13高値、4/17安値という頻出の1か月サイクルでした。

昨日書きましたように、明日の値動きは非常に重要です。サポートラインを割り込んだ場合、1か月サイクルとしては4月初旬までは下げると思います。来期の企業業績は慎重な予想が出てくると判断されるため、私見は5月~6月までの下げを予想しています。

逆に明日寄り安で陽線が立った場合、明日25日が安値の変化日と認定され、別のカウントが必要となります。