今回の判断ミスは、「ザラバと終値」と「日経225とTOPIX」という2つの観点から事後的に検証するとわかりやすいかと思います。
チャートは、「高値が切り上がっていく、安値が切り上がっていく」状況を上昇トレンドと言います。下落トレンドはその逆です。直近高値は7/25，その前が7/1です。ザラバでは、7/1高値は21,765円、7/25高値は21,800円ですので高値は切り上がっています。一方終値では7/1終値は21,765円、7/25終値は21,750円ですので抜けていません。私は通常ザラバを重視するので、上に抜けた、という判断をしました。
こういう時は騙しの少ないTOPIXを見るべきでした。TOPIXは7/25は全く7/1に届いていません。操作しやすい225の動きに惑わされたという結論になります。
繰り返しですが月曜は正念場となります。寄りは一旦買ってみて、ザラバの動向で引っくり返す、という感覚でしょうか。私はある値幅逆行したらドテンショートします。結局金融緩和期待で上がっても、NYダウは新高値を取りましたが日本市場は全くの無反応でした。改めて「チャートは全てを織り込む」「間違えるのはチャートではなく、それを読み取る人間の判断ミス」ということを痛感した次第です。
★金曜日のシグナル（ミニ9月限）
21,045円で売り、引け21,010円で買い埋め、+35円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+410円、8月累計▲105円。
★月曜日のシグナル（ミニ9月限）
