さて重要変化日を通過した後の戦略です。日経平均だけ見ると騙されますが、まずは日経平均から分析しましょう。
私はエリオット波動は詳しくないのですが、今回の上昇が8/26のザラバ安値19,885円から始まっていると仮定すると、9/19のザラバ高値22,090円が第一波、10/3のザラバ安値21,260円が第二波、11/8のザラバ高値23,600円が最も長い第三波、11/21のザラバ安値22,645円が第四波となります。一波が2,205円、三波が2,340円と2,000円と少し、という値幅ですので、第五波は22,645円+2,200円とすると24,845円、約25,000円が計測されます。残り1,000円を大きいと思うか小さいと思うかは各自の自由ですが、まずは押しを買っていくことを推奨します。
期間はそれぞれ17日間~23日間ですので、1月前半という時間軸です。2018年のTOPIX高値が1月23日ですのでアニバーサリーデイとして1月20日前後を挙げておきます。
次はTOPIX。繰り返しですが、日経225は値がさ株の株価操作により大きく歪んでします。先週末のTOPIXは1739.98で引けていますが、これは2018年1月高値である1911.07(終値)よりも9%も下です。日経平均に換算すると21,800円程度。よってTOPIXが仮に2018年1月高値に並ぶとすると、日経225は26,100円です。かなり上ですよね。よってTOPIXベースで考えるとまだまだ戻り高値を抜いていないのに「日経平均はバブル崩壊以降の最高値を更新しました」なんてぬけぬけと発表される次第です。
我々は評論家ではなく実践家ですので、制度とか社会正義ということは専門の人に任せて、歪んだ日経平均の先物で稼いでいく必要があります。