ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

5月は売り有利

投資ブログの中で月足に言及したものはほとんど見たことがありません。デイトレードにはもちろん不要ですし、スイングトレードでもせいぜい日足程度の分析かと思います。月足は奥が深いので、当ブログの研究テーマの一つとなっています。

まず基本中の基本として、3か月連続の陽線は買いサイン、3か月連続の陰線は売りサインです。1949年以降の月足で、上記ルールによってトレードすると、31,400円程度の利益になります。今回は2020年1月~3月が3か月連続陰線でしたので、売り有利の相場になっています。ちなみに2016年10月~12月が3か月連続陽線ですので、3年ぶりの売り転換です。戻りはありますが今後数年は売り有利となります。

逆に言いますと、売り有利となれば、陽線が立った次の月は売りで攻めるべきとなります。4月は陽線でした。5月もう一本陽線が立つ確率はもちろんありますが、上値はしれています。

次に5月という季節性について。米国の格言に「SELL IN MAY」という有名な言葉があります。日経平均でやはり1949年以降、「4月末に売って8月末に買う」というトレードを行うと、なんと38,000円も利益が出ます。5月の月足を見ても、過去70か月において上昇は36回、上昇確率48.6%、これは9月に次ぐワースト2です。

以上月足からみると、5月は売り有利、という分析でした。