ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

円高を許容しない

新聞記事ですが、「時期政権は円高を許容しない・・」という発言が目を引きました。つまり為替の動向は政権にとって操作可能である、ということを黙示しているわけです。確かに、金利を低め誘導すれば、円は売られる。しかし通貨は相対価値であり、相手の通貨は買われるわけですから、相手が「いいよOK」と言わない限り、この関係は持続しません。

アベノミクスは、要するに「為替を円安に誘導して(結果)株高になった」という以外には目立った功績はありません。これですら、たぶん過去の政権は「やり過ぎ」と思って回避した政策であろうと思います。それをリーマン・ショック後のどさくさ紛れにやったのが偉いところです。

しかし今回のコロナショックで世界が金融をじゃぶじゃぶにしました。ここからは、ドルの信任低下による猛烈なドル安と株価の急落が待っているはずです。金の高値はそれを物語っていると思います。