ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

トレーダーの必読書2「マーケットの魔術師」ポール・チューダー・ジョーンズ

さて日曜日は不人気な「トレーダーの必読書」編ですが(笑)、立花氏の本は終了、次はこれも名著の「マーケットの魔術師」に移ります。パン・ローリング社が有名ですが、私の所有している本は日本経済新聞社発行の1992年5月第一版のもの。お値段も2,500円でした

私がが先程検索したところ、3,024円でした。値上がりしているんですね。このシリーズは実は版を重ねるごとにつまらなくなり、私は「新マーケットの魔術師」を買った以降は購入していません。理由はわかりません。

その名著の中で特に記憶に残っているポール・チューダー・ジョーンズにつき書いてみたいと思います。検索するとまだ現役なんですね。名言集を集めたサイトもありました。彼の経歴は本を読んでいただくとして、私も名言を抽出して書いてみます。他のサイトには見当たらなかった言葉です。

「結局、相場は行くべきところへ行くということだ」

「相場は新高値をつけた時に非常に強く見えるが、それはしばしば絶好の売り場なんだと学んだ」

「まず最初に、レスラーのように相場に立ち向かってはいけないということだ」

「トレードしすぎないこと」

「私はいつも儲かった場合でなく、損した場合のことを考えている」

「私はトレードが上手くいかないときはポジションサイズを落とし続ける」

ナンピンをしないこと、コントロールができないような局面では決してトレードしないこと」

「英雄を気取ってはいけない。自己中心的な考え方をしてはいけない。常に自分の能力を疑ってみる。自分はうまいんだなんて思ってはいけない。そう思った瞬間、破滅が待っている」

「私は相場が転換するときが一番儲かると信じているスイングトレーダーだ」

「トレンドが出るのは相場全体の15%しかなく、残りはボックスで推移するものだ」

相場に関して最も誤解されていることは何かという質問に答えて「相場操縦が可能であるということ」

「全てものはそれを創るのにかかった百倍の速さで破壊されるものだ」

「私がトレードするときは、価格のストップだけではなく、時間のストップも使う」

「神のご加護のもと、私はいい時期にいい場所にいたのだ。だからそれを分かち合う大きな義務を感じている」

「カネ儲けに執着するな。自分が手にしたものを守ることに執着せよ」

私が最も好きな言葉は、「英雄を・・・」のフレーズです。どのトレーダーも一度は大勝する。それを運と思うか実力と思うかで大きな差が出てくるものだと確信しています。トレードのみならず、実人生、仕事においても汎用性のある珠玉の言葉を書いておきます。