今週は狭い動きでした。ザラ場の高値は22,340円、安値は22,045円と値幅は295円。材料に欠ける、というのかな。来週から決算が続々と発表されます。たぶん期初予想は今季は微減益で出てくると思います。流石にそれは織り込まれているだろうと思います。現在の相場は、「足元のファンダメンタルズが冴えないのは昨年12月の急落で織込み済み、今後は世界的な再度の金融緩和と中国の景気刺激策により年後半から成長モードに戻る」という内容を表しています。
年初来高値を取ってきた、ということは重要なシグナルです。何か違和感を持ちながらも付いていくしか無い、という状況です。マーケットの崩壊は回避されたかに見えますが、それは問題の先送りでしかありません。ジム・ロジャーズや著名な投資家は現状を憂いています。上がらないと困る機関投資家や評論家、選挙が近い政府当局者のための壮大なマニュピレーションですが、いつか神の鉄槌が下る。そう信じています。
たぶんそれは現状全く認識されていない悪材料によって、ある日突然引き起こされるはずです。なおくどいようですが、年後半に急落した2008年でさえ、3月から6月にかけて3000円程度上昇しています。まだまだ売りのチャンスはあるはずです。
★金曜日のシグナル（ミニ6月限）
トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲195円。
★月曜日のシグナル（ミニ6月限）
