ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

逆張りの有効性

昨日は今年後半のシナリオを記述しました。でもこの程度の内容でしたら他のブログにも書かれています。問題は、この相場観を前提に、どうやってポジションをとっていくかです。

2019年の類似性として2008年を何度か取り上げました。2008年の相場は、前半上昇した後、6/6に14,610円の高値をつけその後急落、3/10に7,015円の安値をつけています。いわゆる半値ですね。この急落の相場でも、実は逆張りが有効に機能しています。

高値を付けた6月から安値をつけた3月まで、月次の逆張りシステムの収益率をみますと、10月にわりと大きく負けているものの、10か月間で負けたのはこの10月だけ。後はそれなりに大きく儲けています。

この間下げで買い、上げで売りを繰り返していますが、通常半値になる相場で逆張りは無理だ、と考えるのが常識だと思いますが、じつはそんなことは無いのです。こんなトレンドが大きく出ている相場でさえ勝てるわけですから、ボックス圏のような順張りがぼこぼこにやられる相場ではもっと威力を発揮します。

トレードの本質はお金の取り合いです。相場観がどんなに正しくても、追証がかかってポジションを切らされたら終わりです。いかに追い込まれないようにポジションキャリーしていくか、が勝負を分けるわけです。

特に下げは調子にのって売り込むと容易に逆襲が来ます。20,800円までは資金管理をしながら売り上がりです。抜けたらいったん撤退ですが、とても買う気は起きないですね。

★金曜日のシグナル(ミニ9月限)

トレード無し。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+410円、8月累計▲1,010円。

★月曜日のシグナル(ミニ9月限)

買い20,565円、売り20,215円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです。