再び年足のお話。2019年の年間上昇率は118.2%。日経平均の創設は1949年ですが、過去70年間のうち23番目。1990年のバブル崩壊以降30年間ですと8番目です。年初は私含め総悲観でしたが、相場というものは多数意見側の動きはしないものなので、米国の金融緩和と相まって好パフォーマンスとなりました。
では年足で10%以上上昇した次の年の上昇率はどうか?1990年以前は高度成長期で同じ日本でも全く別の株価だと思いますので、1990年以降で調べてみました。
1994年:113.2%⇒1995年:100.7%
1999年:136.8%⇒2000年:72.8%
2003年:124.5%⇒2004年:107.6%
2005年:140.2%⇒2006年:106.9%
2009年:119.0%⇒2010年:97.0%
2012年:122.9%⇒2013年:156.7%
2013年:156.7%⇒2014年:107.1%
2017年:119.1%⇒2018年:87.9%
1990年以降ですと過去8年、110%以上上昇した年がありましたが、翌年の上昇率の平均は104.6%。この中にはアベノミクス開始で猛烈に外国人投資家が日本株を買った2013年が含まれています。それでも104.6%にしかなりません。2013年を除くと97.2%に大幅低下します。
株価は大きな波でできています。上がれば下がる、下がれば上がるの永遠運動です。年間で110%以上上昇した翌年は上昇エネルギーが足りません。お休みが必要なのです。
2020年の始値は23,319.76円。104.6%を当てはめると24,392円。97.2%を当てはめると22,666円。日経新聞が毎年正月に株式市場関係者の日経平均予想を公開しています。最多は27,000円らしいですが、正月らしく「目出度い」記事ではありますが、荒唐無稽だと思います。
<順張りシステム>
★金曜日のシグナル(ミニ3月限)
トレード無し。2019年1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+330円、4月累計▲580円、5月累計▲90円、6月累計+190円、7月累計+410円、8月累計▲1,340円、9月累計+255円、10月累計▲245円、11月累計▲190円、12月累計130円。2019年累計▲825円。
2020年1月累計+155円
★火曜日のシグナル(ミニ3月限)
買い24,030円、売り23,560円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです。
<逆張りシステム>
現在のポジション:売り玉7単位、買い玉3単位(12月限を60円下げて3月限に変換)
あれだけの評価損がみるみる改善してきました。逆張りトレードの有利さを是非ご賞味ください。過去のトレード履歴をご覧になるとよいかと思います。
【売り】
①24,050円(12/17寄り)
②23,825円(12/19夜間寄り)
③23,850円(12/26夜間寄り)
④23,910円(12/27夜間寄り)
⑤23,285円(1/7寄り)
⑥23,510円(1/9寄り)
⑦23,710円(1/9夜間寄り)
【買い】
①23,255円(11/19夜間寄り)
②23,310円(12/10寄り)
③23,640円( 12/30夜間寄り)
10月累計+850円
11月累計+1,810円
12月累計▲4,550円 2019年損益▲1,890円
1月累計+1,465円