昨日夜間は0：30に寝てしまいました。終値は20,545円。安値は20,455円まで。ザラバのみのチャートですと、サポートラインを下抜けしたようにも見えますが、まだ誤差の範囲。そういう意味では月曜日は非常に重要です。
誰もが「さすがにそろそろ底だろう」と言い始める。素人筋の投げが出る一方で打診買いも入り始めているはずです。ですから逆にもう一弾下抜けると恐ろしいことになります。
ではまだ相場に織り込まれていない材料とは何か？
このブログでは昨年からぽつぽつ書き始めている内容ですが、最近閲覧された方も多いと思いますので再度書きます。それはCLO(ローン担保証券）や、中国の融資平台と呼ばれるSPCの債務等、緩みきった世界的金融緩和が10年続いた原因で膨れ上がった膨大な債務です。これが破裂するとどうなるか。間違いなくリーマンショック以上の金融恐慌が世界を揺るがします。
昨今の急落は、コロナウイルスによる経済的ダメージを織り込んだもの。この材料のみですと、底打ちは近いと思います。しかし獰猛な売り方が目指しているもの、隠し持っている確信をもって売っている理由は何か？
もちろん我々にはわかりません。しかし来週も下落が止まらない時は、別のシナリオを疑ってかかる必要があります。
