ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

225の年間ボラティリティー

年初の新聞に、有名企業社長による日経平均予想が出ます。毎回楽しみにしています。それは「この通りにだけはならないであろう」という意味で、言い方は悪いのですが素人のコメントを興味深く読んでいます。

高値は希望含め30,000円とか。しかし安値が高すぎます。日経平均の年間高安ってどのくらいでしょうか。これが驚くほど広い。

1980年~2020年の40年間の高安値幅は平均5131円。最高値は1990年の18,491円。2020年も11,244円でこの間の2位です。日経平均が10,000円に乗せていない1980年~1984年も含めての5,131円です。終値に対する比率ですと31%。

高値を仮に30,000円と置くと、31%を計算すると安値は値幅9,349円を差し引いて20,651円でなければならない。それが理論的な整合性というものです。社長予想は、高値30,000円、安値27,000円だったりして、全く現実的な予想ではありません。

しかし年間5,000円とか31%ってボラ高いです。ここから20,000円近くまで下がれば暴落でしょう。しかし現実はそう動くであろうということです。毎年暴落は起きるということです。