NT倍率が急激に縮小し始めました。最高値は直近2月25日の15.52。2016年から2017年は12倍台で推移していましたが、2018年後半から歪み始め、2020年に14倍台、そして2021年には15倍台に乗せました。
現在225ミニ先物は6月限で29,490円。TOPIXが1983.75。単純に12倍まで縮小すると考えると、225は23,805円。ここから6000円近い暴落です。最近の動きで悩ましいのは、TOPIXは順調に新値をとって上伸していますが、225はTOPIXに連動する動きとNT倍率の縮小という相反する動きが絡まり、分析が難しくなっています。私はTOPIXが新値を更新しているので225も2月16日高値30,510円を抜いていくものだと確信していましたが、どうもNT倍率の売り、というオペレーションが行われているようです。
225は金曜日夜間の急落は引けにかけて耐えて、ぎりぎり押しの範囲で止まっています。水準的には買う所ですが、ストップロスは3月5日の28,105円割れ。ただ時間軸は1年以上の長期上昇もあり、買いは短期というイメージです。もし今と3か月後でどちらが高いかと問われたら、3か月後のほうが安いと予想しています。
