これまで書いているように、メインシナリオは年内26,000円、来年30,000円近くがあってそれがアベノミクスの天井になり、その後急落、というものです。
但し何度も書いているように、今回の押しが深いことと、何か上昇相場途中の押しとは違う売り方を感じます。確信を持って売っている、というのかな。上げ途中の押しは、買いついた投資家が買いの回転が効かなくなって投げる、というもの。その売りを買いそびれた投資家が押しで買うため、そう大きくは下がりません。押しの深さで相場の強さはわかるのです。ほとんど無反発で下がるところに違和感を感じます。追撃の買いが入ってこない。波状攻撃のように買ってくる感触が無いのです。
ではリスクシナリオとは何か。それはずばり、10/2の24,480円がアベノミクスの天井である、というもの。TOPIXの方が相場の実態を表すのですが、TOPIXは新高値を取っていません。
心配をするとキリがないのですが、なんとなく市場全体に危機感がない。私のシナリオが多数側だとすると危険です。
