ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

絶対パフォーマンスと相対パフォーマンス

いやいや昨日はシステムの改修に専心しており、あっという間に時間が立ちましてブログの更新を失念しました。今熱中しているのは日計りです。ポジション持ち越さないのは精神的にも楽です。オーバーナイトは儲かるときは爆益ですが凹むときも凄まじいので、本業に影響を及ばさないように、と思案している最中です。

不人気の必読書は明日に回して、新聞を読んで思うことを一つ。今日も日経の囲み記事で「◯◯運用会社の✗✗ファンドマネージャーは景気敏感株を売却してディフェンシブ銘柄に入れ替えを行いました・・」というような内容を見ました。

ところで読者の方は、ファンドマネージャーベンチマーク(BM)ってご存知ですか。今はどうか知りませんが、私のころは配当込みTOPIXでした。個人投資家は当たり前ですが絶対パフォーマンスが全てです。ところがファンドマネージャーはBMに勝てばいい(相対パフォーマンス)ので、極端な話、「配当込みTOPIXが15%も下がったにも関わらず5%しか下がっていないので天才だ」という表現が通用します。それって5%下がっているんだよね、損しているんだよね、というのは機関投資家の中ではナンセンスな会話です。このあたりをわざとかどうか知りませんがごっちゃにして書かれている。相対パフォーマンスと絶対パフォーマンスの世界は同じ運用でも天と地ほど考え方が異なるますのでご注意ください。