久しぶりの更新となります。現在CME日経225先物は22,470円。連休急落説もありましたが、今の所上値を試しています。
昭和の終焉時は、ご崩御ということもあり沈痛な、重苦しい雰囲気でした。ちょうどその日に飲み会が入っており夜の街に繰り出しましたが、店も閉まっていて人通りも少なかった記憶があります。
それに引き換え今回はお祭り騒ぎですが、なんていうか、痛々しいというか、商魂たくましいというか、元号の切り替えまで商売にしよう、という魂胆が見え見えです。それくらい「成長しなければならない」という強迫観念に取り憑かれている。
どの国の経済も成長することが前提で社会保障は組まれています。厚労省の年金シミュレーションが報道されてその嘘さ加減に白けた方も多いことでしょう。公的債務も国が順調に成長するからこそ返済できる計画です。
株式投資も同様。なんとか国民の資産を株式投資に誘導しようとしています。これは「長期投資に異議あり！」で書きましたが、GDPがが紆余曲折があっても成長することが前提です。
私は令和の時代に何にも期待していません。人口が減少する国が成長を続ける、という前提を置くのは無理があると思います。日本はこれから粛々と衰退していきます。それを前提に、売りと買いを交互にとっていく、というのがトレーディングの大方針となります。
