ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

2022年の相場予想(その2)

似鳥氏の予想によると、上値はここからたかだか1000円程度、その後は下落というシナリオになります。これは私の予想にも近いものが有り、第一感は2021年2月16日の終値30,467円(現物ベース)と9月14日終値の30,670円(現物ベース)をダブルトップとして下落、と予想しています。

一方で有力な反対材料は、エリオット波動などチャートによる分析です。私はエリオット波動というのは後講釈による分析という偏見がどうしても頭から離れませんが、抜群の切れ味を示す時もあり、その存在は無視できないと考えています。エリオット波動によれば、現在は最強の第三波に既に入ったか、入る直前というものであり、三波の高値を32,000円~34,000円と置いてます。

もう一つ、ペンタゴンチャートによる分析を尊敬する若林栄四氏が行っています。氏の予想では、2022年は米国株の暴落と日本株の上昇に言及されており、2030年6月に向けて45,000円の予想です。ここまで来ると壮大過ぎてなんともコメントのしようがありません。米国株が下がって日本株が影響を受けないはずはありませんが、氏は1990年代のような、日本株の下落と米国株の上昇という分離を前提とされているようです。

いずれにしても、トレーダーは予想ではなくプライスアクションで相場を張っていくものですから、予想は「頭の片隅」に置いて、日々感触を確かめながらトレードをしていく以外にありません。