ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今週の相場予想

今週は安値を付けるタイミングと予想しています。3月9日安値24,681円から11営業日目が25日の高値28,338円。今年のリズムは上げ10日間、下げ15日間です。上げの期間より下げの期間が長いというのは下落相場の特徴です。これが上昇相場に転じているのでしたら、10日間より短い下げ期間でなければなりません。よって今週はそれを見極める週となります。4月初旬の安値は2020年、2017年、2016年など3月高値の反動としてでやすい周期です。

38.2%押しが26,942円、50%押しが26,510円、61.8%押しが26,079円。20週前後で繰り返される安値の周期は過ぎ去りましたので、26,000円台後半が一つの水準の目安となります。

今週の日経ビジネスの特集は「蘇る冷戦」。一番参考になった記事は、ミスター円こと榊原英資元財務官の「経済制裁は世界経済にすごくマイナスになる」という内容です。「前例がないくらい経済が急速に縮小して、深刻な不況になっているとIMFの専務理事も言っている」と付言しています。

エリオット波動などチャートからは3万円という勇ましい声も聞こえてきますが、このような状況下で呑気に日経平均だけ上昇するのか疑問に思っています。経済制裁+金融緩和縮小ですからね、私は下落相場はこんなものではないと懸念しています。これは買い支えの入らないマザーズ指数の状況からみても明白です。