ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

ここは売る所

1/10という日柄、20,500円という値段、本日昼の20,470円でほぼ到達しました。ここは売る所。完全な逆張りですので、ストップオーダーが難しい。まだ買いの勢力範囲内なので、通常ですと押し目買いです。ここを抜けると次は21,000円なので、どうですかね、20,600円で損切りかな。歯切れ悪くてすいません。自己責任でお願いします。

私は会議中で昼間は売れず、夜間で慌てて20,380円、20,400円、20,420円で売りました。できれば20,400円台で売りたいですね。私のシステムはかなりのロングになっているので、ロングヘッジで売りたい強気です。1/11が変化日というブログもありましたが、これは誤差の範囲でしょう。ただ繰り返しますが買いの勢力範囲なので、追っかけ売りは勧めません。それは餌食になるパターンです。引きつけましょう。それまでは我慢です。明日もう一日待つのも手です。

為替は100円割れへ

今日は買い方も頑張りました。下に行くと見せかけて粘った感じです。日柄はあと2日、価格は20,500円がイメージです。21,000円は無いと思いますので、ここから売り上がってもいいし、超短期で買うのもあり。私のシステムはそこそこのロングです。

今年は年足陰線、というのが年初の予想ですので、年の初値である19,420円以上はとにかく売りなんですが、ベア相場でもそこそこの上昇相場はありますので、かなり嫌な思いをさせられます。年前半に参院選があることも考えても、政府当局は20,000円は死守したいはずですので、前半は買いも交えて気楽に、そして勝負は後半の急落です。

しかし20,000円というのは私が現役の頃も防衛ラインでした。なんの意味もないと思うのですが、やはり最初の数字が1であるのと2であるのは印象が異なる、ということなんでしょう。そうそう、今年の為替は円高、たぶん100円切ってくると思います。その時にに18,000円割れなんでしょうね。

耐える時

この往復ビンタは堪えました。かなり大きなドローダウンです。早く落ち着いて欲しいですね。ポジションの体制を整えなければならない。4日のGDが陽線で否定され、今日のGUは陰線で否定。年末に大きなボラティリティが発生したので、しばらくは方向感の無い展開となりそうです。私のシステムも耐えるタイミングです。

感覚的には上へのエネルギーが残っていそうです。誰が見ても弱気材料が多いので、たぶん売り筋が多いのでしょうが、一旦は踏まされて(今日もですが)から下というイメージでしょうか。2008年も下げが加速したのは6/6の高値14,520円(終値)から10/27の7,155円(終値)ですので、年後半に下げが加速する感じです。前半は意外にしっかりではないでしょうか。

トレーダーの必読書2「マーケットの魔術師」ポール・チューダー・ジョーンズ

さて日曜日は不人気な「トレーダーの必読書」編ですが(笑)、立花氏の本は終了、次はこれも名著の「マーケットの魔術師」に移ります。パン・ローリング社が有名ですが、私の所有している本は日本経済新聞社発行の1992年5月第一版のもの。お値段も2,500円でした

私がが先程検索したところ、3,024円でした。値上がりしているんですね。このシリーズは実は版を重ねるごとにつまらなくなり、私は「新マーケットの魔術師」を買った以降は購入していません。理由はわかりません。

その名著の中で特に記憶に残っているポール・チューダー・ジョーンズにつき書いてみたいと思います。検索するとまだ現役なんですね。名言集を集めたサイトもありました。彼の経歴は本を読んでいただくとして、私も名言を抽出して書いてみます。他のサイトには見当たらなかった言葉です。

「結局、相場は行くべきところへ行くということだ」

「相場は新高値をつけた時に非常に強く見えるが、それはしばしば絶好の売り場なんだと学んだ」

「まず最初に、レスラーのように相場に立ち向かってはいけないということだ」

「トレードしすぎないこと」

「私はいつも儲かった場合でなく、損した場合のことを考えている」

「私はトレードが上手くいかないときはポジションサイズを落とし続ける」

ナンピンをしないこと、コントロールができないような局面では決してトレードしないこと」

「英雄を気取ってはいけない。自己中心的な考え方をしてはいけない。常に自分の能力を疑ってみる。自分はうまいんだなんて思ってはいけない。そう思った瞬間、破滅が待っている」

「私は相場が転換するときが一番儲かると信じているスイングトレーダーだ」

「トレンドが出るのは相場全体の15%しかなく、残りはボックスで推移するものだ」

相場に関して最も誤解されていることは何かという質問に答えて「相場操縦が可能であるということ」

「全てものはそれを創るのにかかった百倍の速さで破壊されるものだ」

「私がトレードするときは、価格のストップだけではなく、時間のストップも使う」

「神のご加護のもと、私はいい時期にいい場所にいたのだ。だからそれを分かち合う大きな義務を感じている」

「カネ儲けに執着するな。自分が手にしたものを守ることに執着せよ」

私が最も好きな言葉は、「英雄を・・・」のフレーズです。どのトレーダーも一度は大勝する。それを運と思うか実力と思うかで大きな差が出てくるものだと確信しています。トレードのみならず、実人生、仕事においても汎用性のある珠玉の言葉を書いておきます。

 

 

 

 

 

非国民の心構えで

さて米国が利上げ打ち止めという切り札を切ってきました。中国も預金準備率引き下げで対応、世界的に株安へ向けて対策を出してきました。売り方ピンチか?

いえいえ、チャートに従って売るだけです。大局は売りです。しかし短期的には戻りを試す段階。またスイングチャートが夜間で買い転換しました。600円ほど離れていたので書かなかったのですがすいません、ザラバ19,970円で買いでした。一旦は買い有利です。

私が引き合いに出す2008年も、暴落で有名な1990年も大きな戻り相場が出現しています。2008年ですと3/17の11,750円(終値)から6/6の14,520円(終値)まで2,770円、率にして23.5%も上昇しています。一相場ですね。よって今年もこのような突如の政策対応での戻りを念頭に置きながらのショート戦略となります。

2018年10/1の24,310円を起点に下落しているわけですが、戻りは2回入っています。10/29の21,100円から11/8の22,435円、11/21の21,470円から12/3の22,570円です。戻り幅は1,335円と1,100円、日柄は7~8営業日。これを参考にすると、20,500円手前まで1/10くらいにかけて戻る計算です。あと少しですね。戻って最大21,000円のイメージですので、月曜の寄りのロングですと瞬間勝負になりそうです。

私はシステム通りですので月曜寄りは買いますが(泣)たぶんこれは損切りさせられるでしょう。でも何が起こるかわかりませんので私はシステムのシグナルを厳守します。今年の売り方は非国民扱いです。某国ですと警察に捕まるかもしれません。後ろめたさを引き換えに儲けたいと思います。

 

負けることに慣れる

今日は惨敗。GDで突っ込んでショートシグナルがヒットし、その後下落して更にショートポジションが積み上がり、引けにかけて下ヒゲからぐいっと300円程度上昇する、という年初に書いた要注意パターンが早速現れました。一番やられるパターンで年明けから意気消沈しています。でもトレードはこれからも続きます。日本の長期休みの弱点を突かれました。淡々と負けを受け入れることにします。

しかし5月の10連休はどうするんでしょうか。ポジションが偏っている場合とても持ちこたえられそうにありません。一旦クローズかな、手数料もったいないな。と今から心配しています。

今日は踏みとどまった日経225ですが、今年は修羅場とみています。2008年パターンを想定しています。そうそう、ジム・ロジャーズという女好きのおっさんが超弱気のコメントをしています。ご参考まで。私の大局観のかなり近いです。1990年の日本の暴落を予想し、大儲けしたのは有名な話。

2019年の日経平均予想(その3)

箱根駅伝は毎年欠かさず見ます。トレードの本質に通じる所がありますね。盤石と言われていた青学5連覇が消えました。4区と5区がブレーキであったわけですが、この世の中に絶対はない、ということです。ふと第70回箱根駅伝(1994年)を思い出しました。

第69回箱根駅伝で往路復路共に制し、ドリームチームと言われた早稲田大学が70回箱根駅伝に臨みました。渡辺、花田、武井、両小林、櫛部というエースランナーを揃え、優勝間違い無しと言われた早稲田ですが、2区で山梨学院に1位を譲った後は山梨学院が1位を維持し優勝しました。9区の櫛部が最初オーバーペースで飛ばし、後半失速したことも昨日のように覚えています。負け戦の辛さを目の当たりにしました。今年は早稲田が12位でシード落ち、山梨学院に至っては関東学生連合にも劣る21位です。勝負の世界の厳しさを痛烈に感じますね。

トレードの世界も、天才とモテ囃された方が槿花一朝の夢のごとく消えていきました。一発で退場になる可能性がある先物相場の世界です。慢心は禁物。

さて2019年相場予想の3回目は、「2019年は順張り有利」ということです。2018年の私のシステムの成績は、逆張りシステムは損益はマイナスでした。2018年は後半からボラティリティが上昇しましたので、2019年もこの傾向が維持されると判断し、順張りのシステムを追加しています。ちなみに私の正月休みは強風で寒かったこともありますが、家にこもってシステムのシミュレーションを行っておりました。トレーダーはスポーツ選手と同様自己鍛錬が重要です。飲み歩いて勝てるほど甘い世界ではありません。

よって逆張りは補助に止め、安値を売っていく感覚が必要です。ただ昨日も書きましたように代替わり(19,000円割れとか)には要注意。お上は株価を下げたくないのですから。

個別銘柄ではソフトバンクの値動きは押さえておきたいです。1,500円を上回ってくると要注意。

CMEは現在19,490円、2019年も波乱の幕開けとなりそうです。皆様のご成功をお祈りしています。