ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

今年の高値は付けた

次々と節目を抜けて急落。今の所ピッタリです。今日の日足は長陰線ですので、通常であればリバウンドする足ですが、2か月間上げた後です。ここから勢いが付く感じでしょうか。最初のターゲットは20,500円どころ。2019年の高値は21,660円(ミニ6月限)で付けたと思います。年内は下がるだけ。戻り売りをすれば儲かる楽な相場に移行すると判断しています。

1~2月の相場は、「足元の悪材料は出尽くしで、ここからは良い話が出てくるんですよ」という理想買いでした。ところが景気指標は悪化するばかり。ここからは「実はもっと実態は悪いんですよ」という内容を織り込む相場が始まったとみています。

いずれ20,000円は割れるでしょう。年後半に金融ショックが走ると予想します。外れたほうが我々の生活は幸せですが。

中前氏の見通し

スイングチャート売り転換後、久しぶりに評価益が出ました。次のポイントは21,160円で、ここまでは押し目買い。まだ買いの勢力範囲内ですので、再度二番天井を取りに来る可能性はありますが、日柄的は下げ相場に移行したと判断しています。21,160円を付けるとはっきりした転換ではいかと思います。

日経新聞で中前国際経済研究所の中前氏は、「米中で膨らんだバブルは既に崩壊過程に入った」と喝破されています。中前氏の見通しはいつも尊敬して拝聴しています。ジム・ロジャーズもそうですが、先読みのできる人は何度も警告を出している。接近戦で買っているのはヘッジファンドくらいで、逃げ足が早い資金です。いつ金融恐慌が来るかは誰にもわかりませんが、本当に嫌な予感がします。結局借金を膨らませないと(アクセルを踏み込まないと)成長しない経済になってしまった。本当に恐ろしいことです。

★木曜日のシグナル(ミニ6月限)

21,245円で売って、引け21,235円で買い埋め、+10円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+50円。

★金曜日のシグナル(ミニ6月限)

買い21,425円、売り21,055円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

天井をつけたのでは

スイングチャートは売り転換。但し夜間は反発していますので、まだ安心できませんが、うまく説明できませんが天井をつけたのではないかと。

好材料は出尽くしました。全国人民代表大会で、大規模な景気対策を打ち出しました。これまでにFRB金利引き上げ停止、日中貿易戦争の関税引き上げ延期も出ました。これ以上なにかありますでしょうか?

これまで踏み上げられた経験から「売っても無駄」という思いの投資家が多いと思います。そのような無力感が漂う今が、実はチャンスなのです。

現在はたぶん二番天井を探る動き。日柄の限界といい、転機は近いです。

★水曜日のシグナル(ミニ6月限)

21,420円で売って、引け21,395円で買い埋め、+25円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+40円。

★木曜日のシグナル(ミニ6月限)

買い21,555円、売り21,245円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

特にコメント無しです

スイングチャートの売り転換価格が21,380円(ミニ6月限)まで上がってきました。ここまでは押し目買い。最近スイングチャートはチャブついていますので(相場用語)、今度はかちっと決めてほしいものです。終値ベースは21,450円ですのでこちらも近づいてきました。

★火曜日のシグナル(ミニ6月限)

トレード無し、+15円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+15円。

★水曜日のシグナル(ミニ6月限)

買い21,680円、売り21,420円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

特別編-月足からみた日経平均-(その2)

昨日に続いて、今日は天井近辺での大陰線の後、どのくらいの期間で陽線3本立つか(底入れするか)を分析してみます。

①1990年1月:なんと1995年11月~1996年1月に3本陽線が立つまで、6年近い期間が必要でした。それまでは陽線は1本または2本戻りまで。

②1996年7月:1997年4月~1997年6月に3本陽線。ここまで11か月。

③1997年8月:1998年5月~1998年7月に3本陽線。ここまで11か月。

④2000年4月:2002年2月~2002年5月に4本陽線。ここまで24か月。

⑤2007年7月:2009年3月~2009年8月に6本陽線。ここまで25か月。

⑥2015年8月:2016年10月~2016年12月に3本陽線。ここまで16か月。

⑦2018年10月:現在5か月目

過去の①~⑥まで、バブル崩壊の①は極端ですが、アベノミクス最中で相場も強い⑥でさえ、天井での大陰線の傷が癒えるまで1年以上を要しています。現在は2018年10月の大陰線からたった5か月目。私は高い確率で3月は月足陰線と考えています。月足の始値が21,505円(ミニ3月限)ですので、月末はここより低いのではないか、というのが第一感です。21,505円以上は売り放題、ということですね。過去の確率を信じるか否か。

★月曜日のシグナル(ミニ6月限)

配信忘れていました。21,600円で買って引け21,615円で売り埋め、+15円。1月累計▲205円。2月累計+510円、3月累計+15円。

★火曜日のシグナル(ミニ6月限)

買い21,865円、売り21,375円。逆指しで売買し、大引け手仕舞いです

特別編-月足からみた日経平均-

毎週日曜日は不人気な必読書の解説(笑)ですが、「いったいこの相場はどこまで上がるのだろう」という想いの方が多いと考え、今週は特別編として月足の分析を行います。

何度も繰り返しですが、大勢の相場観は弱気です。

①年足の陰線は1990年以降の分析では最低でも2本、多い時は3本連続すること

②2018年10月に天井圏でその前数ヶ月の月足を被せる大陰線が出現したこと

今回は②を掘り下げてみます。金曜日のブログで「何となくですがそろそろ終わり」と根拠のない書き方をしましたので、その説明ともなります。

天井圏での月足の大陰線は弱気相場の号砲となります。では戻りの限界はどこまでか。「最近の日経新聞やりますね」にも少し書きましたが、実際の分析を行います。まず過去の天井圏での大陰線を抜き出してみます。

①1990年1月:その後月足の戻りは4月と5月、戻り幅は11.5%

②1996年7月:その後の月足の戻りは9月、11月の1本のみ、2本連続の戻りなし

③1997年8月:その後の月足の戻りは98年1月と2月、戻り幅は19.7%

④2000年4月:その後の月足の戻りは2001年3月と4月、戻り幅は27.3%

2001年10月と11月、戻り幅は17.8%

⑤2007年7月:その後の月足の戻りは2008年4月と5月、戻り幅は24.9%

⑥2015年8月:その後の月足の戻りは2015年10月と11月、戻り幅は18.3%

⑦2018年10月:現在進行系の戻り、1月と2月の戻り幅は14%

過去平均は19.9%ですので、今回に当てはめると22,500円。もう1,000円戻ります。

また戻りの限界は月足2本で、3本連続陽線は転換となりその後上昇しています。よって今回の分析の結論は、「22,500円まで覚悟して売り上がる、但し3月も月足陽線ならば大勢買い転換したと判断する」というものです。逆に言うと現在は何もせず、3月が終わった段階で陰線ならば順張りで売る、陽線ならば買う、というのが現実的な対処かもしれません。

 

 

いやはや

再度抜けてきました。ただ何となくですが、そろそろ終わりかなという気がします。来週がMSQですので、そこで勝負ですか。ただ22,000円はやるかもしれませんね。日柄は最長で2か月半。

他のブログを見ても弱気がありますね。それが慌てて踏んでこの高値です。私のシステムも昨日夜間からひっくり返って現在若干のロングです。今年は本当に儲かりません・・。