ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

ポジショントークはダメですね

バルジの戦いは、検索された方もおられると思いますが、第二次世界大戦でドイツ軍が最後の賭けとしてアルデンヌ地方で行われた戦闘です。映画にもなりました。しかし昨日夜間も21,490円から21,810円まで持ち上げてきました。これで夜間相場は3連続して300円以上の踏ん張りを見せています。夜間は出来高も薄いのですが、ちょっと記憶にありません。感嘆しますね。

私はてっきり勝負あったと思い21,530円での売り推奨しましたが申し訳ありません。21,490円で跳ね返されました。為替も1円近く円高でしたのでこれは貰った、と思ったのですが、このあたりが相場の怖さでもあります。買い方は21,470円死守で押し返してきたかと思います。ここを切ると走るんですがね。またまたわからなくなってきました。

チャートははっきり売り優位なのですが、私のシステムが新規買いと売埋め出し始めています。これだけ踏ん張ると逆に売り飽き気分も出てきます。あと私がリバースインディケーター(逆張り指標)として重視している新聞等メディアがかなり弱気に傾いてきました。金曜日の日経新聞を参照してみましょう。

1面:「地銀、アパート融資減速」

3面:「バイト時給1000円超え、小売・外食に重圧」

8面:「通貨安景気後退鮮明に」

9面:「米住宅需要に陰り」

11面:「中国IT、資金調達下振れ」

14面:「ウーバー減速あらわ」

17面:「上場企業、今期見通し前期34%増から縮小」

ここまででも気が滅入るのに、極めつけは

18面:「年末高、格好の売り場か」移動平均線まで載せてのご丁寧な解説です。

19面:「内需株に利益確定売り」

というわけで、ドタ感ですが一旦上に行く可能性も考えなければなりません。相場は意外性に歩があります。誰も付いてこれないからです。少数派しか勝てないのがこの世界の掟。裁量(相場観)で張る方は、十分ご注意を。私の場合はシステムが自動的にポジションをひっくり返してくれますので。

それにしても人間は弱いもので、私の昨日のビビり方を読んで他山の石としてもらえると良いかと思います。今回の失敗は明らかにオーバーポジションです。個々のシステムでは最適化しているのですが、全体としてポジション量を調節していませんので、証拠金ギリギリというお粗末な結果になってしまいます。私のブログを読んでここまで見抜かれた方は上級者です。

★来週の戦略

売り優位ですが、上に抜けてくると完全に形勢逆転します。ポイントは21,850円、スイングチャート買い転換価格(ザラバ)21,950円、22,000円の3箇所。自己責任でお願いしますね。