ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

トレーダーの必読書1「あなたも株のプロになれる」立花義正(その3)

100ページからいよいよ核心である売買技術について記載されています。ただ、本質的だからこそつまらない。当て物の人にとっては、全くどうでもいいような記述が延々続きます。個々に解説していきましょう。まず、立花氏の格言集から。これはとても参考になります(106~110ページ)。

「5%逆行注意」というのは、意外に深い押しを許容するのだな、と感じました。日経225先物ですと約1,000円です。複数枚数を1,000円近くやられると、ミニ先物でもそれなりの評価損になります。私のシミュレーションではもっと早く切ってしまいます。このあたりは指数と個別銘柄の差(ボラティリティ=変動率)との関係もあり、高度な判断が必要とされるものです。

「雑音無視」というのはできるようでなかなかできないもの。値動きだけを追う、というのは私からすると仙人の境地です。

「三ヶ月目要注意」というのは、三ヶ月単位のうねりを見ているためです。同様に「六ヶ月目」という記載もあり、これは信用期日による日柄、と説明されることが多いです。

また銘柄を絞り込むために25銘柄の電機株の日足をグラフに書いてみた、という記述もあります。我々はパソコンのエクセルでグラフ作成もしてしまうのですが、実際にグラフを書いてみて、値動きを受け止める、ということも重要なようです。ここでも銘柄選択につき重要な示唆があります。プロは値動きの地味な銘柄を選びます。アマチュアは派手な動きをする銘柄を選びます。派手な銘柄は取れるときも大きいのですが、損するときも大きく、結局利益にならないことが多いです。

141ページ目以降の「手応えを感じる」というのは私にはよく理解できません。ただ底値圏の大陰線は「投げが出たのだな」という感触はなんとなくわかります。

★明日の戦略

寄りはGDから始まると思いますが、この処理が難しい。裁量で売ったポジションは一旦手仕舞います。現在持ち合い形成中です。下に離れたかと思ったのですが、どうかな、これだけ悪材料が山積しているにもかかわらず大きく下げないのは不気味です。ドタ感ですが上のような気がしてなりません。上の方が理由がつかないので、大きな相場になる可能性があります。スイングチャートの買い転換価格が21,760円まで下がってきましたので明記しておきます。