ねこちゃん旦那のトレード日記

日々のトレーディングと相場観につき書き連ねます

9連騰後の相場

2007年以降、9連騰以上の相場は以下の内容です。

①2009年7月15日~7月31日の12連騰(1,340円上昇):その後10,370円から8月26日に10,680円の高値をつけた後反落

②2015年2月12日~3月2日の13連騰(1,210円上昇):その後18,855円から7月21日に20,840円まで上昇継続

③2017年10月2日~10月17日の11連騰(1,005円上昇):その後21,350円から1月23日に24,120円まで上昇継続

④2019年9月3日~継続中(1,380円上昇)

なんと過去12年間の中で、9連騰以上は今回合わせて4回しかありません。3年に一度の珍事と言えます。その後は2009年はすぐに失速しましたが後の2回は3か月程度2000円から3000円幅での上昇が続いています。但し②③ともに経済のファンダメンタルズは良好でしたので一概に同様という想定もできません。個人的には①のケースを予想しています。

繰り返しですが、私は今回の景気後退により金融不況が触発され、大きな下落になると予想していました。通常の景気後退ならば、2018年10月1日の高値24,310円から12月26日の18,910円まで下落したため、とりあえず調整幅は出ました。単なる景気後退としての下落ならば十分な幅と考えています。

今回はなりふり構わない日米政府当局の株価維持策により、金融不況への伝播は拒絶されました。短期的には良いことなのですが禍根は深まるばかりです。強気転換はしたものの、これは生き残っていくためであり私の心は晴れません。ぜひ金融バブルを一度崩壊させて再度の大きなそして清々とした上昇相場の誕生を心待ちにしていました。

もやもやとしたまま相場に対峙しています。